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選択肢1の3&選択肢

 投稿者:アレース@遅れて本当にすいませメール  投稿日:2001年 6月11日(月)06時42分23秒
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「先代、なかなか貴方もやりますね。伴侶を眠らせるなんて。それとも、聞かれたくない話でも?」

 ウロボロスは微笑みながらアビを睨む。その目には先程kuuの力を奪った輝きを携えていた。

「アレースには俺たちのことは関係ない。それだけだ。それよりも、お前はまたあの時の惨事を繰り返すつもりなのか?」

 始めてアビが口を開いた。その強い口調にはいつもの優しさはない。ただ厳しく荒々しいだけだ。

「っはは。相変わらず厳しいですね。先代は。貴方にもわかっているでしょう? 何故僕が今行動を起こすのかが。」

「あの時あそこにいたお前にはあれがどれほどの事だかわかっているはず。それでもまた繰り返すつもりなのか?」

 ウロボロスは質問には答えず、不敵な笑みを浮かべる。

「僕が貴方から『役目』継いで、もうどれぐらいになりますかね。僕はずっとこのときを待っていたんですよ。そう、時の氾濫による
混沌の世界を再び再現するために。」

「そのためにはそれを邪魔する5つの鍵を破壊する必要があった。」

「だからここへきた、と言うわけか。今回の鍵ザンヤルマ○剣を破壊するために。」

 使役者不在の魔剣。その力は微々たるもの。今のウロボロスに立ち向かうのは無謀な事だ。それがわかっていながらも、
アビは冷静で強い口調を変えなかった。いや、装っていたと言うべきか。

「ええ。もう、一つ目は壊しました。」

「そのようだな。しかし、これは絶対に渡さない。あきらめるんだな。」

 手の内にあるザンヤルマ○剣。それがアビの最後の切り札。それを渡す事はウロボロスの目的達成を一つ速めることになる。
それだけはできない。

「そうですね。先代がそれをもっているのならば、僕にも手出しはできない。」

 その台詞を聞いてアビは少しだけ安堵する。しかし、次の瞬間、ウロボロスの瞳の色がさらに光を増した。

「だけど、もういいんです。鍵に代わるものを見つけましたから。」

「鍵に、代わるもの……!?」

 アビの意識はそこまでだった。ウロボロスの魔力によって、強制的に意思を抑えられ、使役する事を余儀なくされたためだ。

「ええ、先代。もう一つの『永遠のときに移ろわざるもの』。貴方です。」

 ウロボロスは邪悪な笑みを浮かべると、アビをアレースから引き剥がし、自分の背中に背負った。

「さて、それじゃはじめますか。まずは不要になった鍵の処分からですね。」

 誰へ言うでもなく独りごちるウロボロス。その背中の鞘の中の『鍵』は数多の蛇に変わり、周辺に放たれた。

 そしてウロボロスは再び中央図書館に向けて、転移した。



 同種の二つの力は出会ってしまった。ついに惨劇が始まる――。


1.『鍵』の真なる持ち主、矢神がついに動き出す。
2.各地で起きる異変に、じゅらいがついに立ち上がる。
3.美女が蛇に変身。そのときクレインは?
4.みのりの依頼を受けた眠兎が、調査に乗り出す。…間に合うのか!?

http://NPCアビの設定は学園編では今後の展開によって自由に決めていただいて結構です_(._.)_

 
 
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