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もうちょっと続く、と発言してから

 投稿者:じゅらいメール  投稿日:2009年 6月14日(日)23時11分52秒
  5年も経ってたーーーーーッ!?ΣΣΣ(゚(゚Д(゚Д゚ノ)ノ

当時あれこれと相談しながら「期末試験編」初期設定を考えていたはずなのですが
もはや記憶の彼方(ぇー
どうしよう(どうしようもない)
 
 

イェア!(*゚□゚)/

 投稿者:じゅらい  投稿日:2004年 6月 5日(土)22時05分45秒
 
「愛と青春の学園祭編」最終話・後編が掲載されました!゚+.(*'ω')人('ω'*)゚+.゚
とにかく、「じゅらい亭RPG」コーナーのトップページよりGO!です!
最終話担当の藤原眠兎殿、おつかれさまでしたっ。


なお、「学園編」はもうちょっと続きます(笑)
学園の一生徒である「ぼく」の視点で物語を綴る予定。
舞台はたぶん、期末試験中のセブンスムーン学園になるでしょう。
お楽しみに~?
 

2004年の動き

 投稿者:じゅらい  投稿日:2004年 1月29日(木)21時03分8秒
 
「愛と青春の学園祭編」最終話-中編をHTML化して掲載させていただきました。

そう、今までずっと、テキスト版だけだったのです(切腹)申し訳ない。
前編とまとめて1ページにしてありますので、是非とも一気に読んじゃってくださいね~~~!

今年で学園祭編は完結すると思われます。
その後、どういうカタチにするかは検討中、アイディア等は「槍投げ掲示板」までお願いしますね。

リレー小説は、「電波大系」や「いきなりラグナロク」等もスタートしています。
そちらは「じゅらい亭系作品投稿掲示板」に掲載中です。
参加意志表明もお待ちしてますよぅ~~~。
 

最終話について。

 投稿者:じゅらい  投稿日:2002年 4月 4日(木)12時44分4秒
  「愛と情熱の学園祭編」最終話が掲載されました((´(´ρ(´ρ`)ノ)ノノ
【じゅ亭RPG】のトップページからGO!

まあ、せっかくなのでここにもリンクを貼っておきましょうかね(笑)
↓↓↓↓↓

http://plaza.harmonix.ne.jp/~yasuyuki/jrpg203.htm

 

選択肢1の3&選択肢

 投稿者:アレース@遅れて本当にすいませメール  投稿日:2001年 6月11日(月)06時42分23秒
 
「先代、なかなか貴方もやりますね。伴侶を眠らせるなんて。それとも、聞かれたくない話でも?」

 ウロボロスは微笑みながらアビを睨む。その目には先程kuuの力を奪った輝きを携えていた。

「アレースには俺たちのことは関係ない。それだけだ。それよりも、お前はまたあの時の惨事を繰り返すつもりなのか?」

 始めてアビが口を開いた。その強い口調にはいつもの優しさはない。ただ厳しく荒々しいだけだ。

「っはは。相変わらず厳しいですね。先代は。貴方にもわかっているでしょう? 何故僕が今行動を起こすのかが。」

「あの時あそこにいたお前にはあれがどれほどの事だかわかっているはず。それでもまた繰り返すつもりなのか?」

 ウロボロスは質問には答えず、不敵な笑みを浮かべる。

「僕が貴方から『役目』継いで、もうどれぐらいになりますかね。僕はずっとこのときを待っていたんですよ。そう、時の氾濫による
混沌の世界を再び再現するために。」

「そのためにはそれを邪魔する5つの鍵を破壊する必要があった。」

「だからここへきた、と言うわけか。今回の鍵ザンヤルマ○剣を破壊するために。」

 使役者不在の魔剣。その力は微々たるもの。今のウロボロスに立ち向かうのは無謀な事だ。それがわかっていながらも、
アビは冷静で強い口調を変えなかった。いや、装っていたと言うべきか。

「ええ。もう、一つ目は壊しました。」

「そのようだな。しかし、これは絶対に渡さない。あきらめるんだな。」

 手の内にあるザンヤルマ○剣。それがアビの最後の切り札。それを渡す事はウロボロスの目的達成を一つ速めることになる。
それだけはできない。

「そうですね。先代がそれをもっているのならば、僕にも手出しはできない。」

 その台詞を聞いてアビは少しだけ安堵する。しかし、次の瞬間、ウロボロスの瞳の色がさらに光を増した。

「だけど、もういいんです。鍵に代わるものを見つけましたから。」

「鍵に、代わるもの……!?」

 アビの意識はそこまでだった。ウロボロスの魔力によって、強制的に意思を抑えられ、使役する事を余儀なくされたためだ。

「ええ、先代。もう一つの『永遠のときに移ろわざるもの』。貴方です。」

 ウロボロスは邪悪な笑みを浮かべると、アビをアレースから引き剥がし、自分の背中に背負った。

「さて、それじゃはじめますか。まずは不要になった鍵の処分からですね。」

 誰へ言うでもなく独りごちるウロボロス。その背中の鞘の中の『鍵』は数多の蛇に変わり、周辺に放たれた。

 そしてウロボロスは再び中央図書館に向けて、転移した。



 同種の二つの力は出会ってしまった。ついに惨劇が始まる――。


1.『鍵』の真なる持ち主、矢神がついに動き出す。
2.各地で起きる異変に、じゅらいがついに立ち上がる。
3.美女が蛇に変身。そのときクレインは?
4.みのりの依頼を受けた眠兎が、調査に乗り出す。…間に合うのか!?

http://NPCアビの設定は学園編では今後の展開によって自由に決めていただいて結構です_(._.)_

 

選択肢1の2。(下は1です)

 投稿者:アレース@遅れて本当にすいませメール  投稿日:2001年 6月11日(月)06時41分23秒
   場所は変わってミスコン会場。最終選考行きを獲得したアレースは未だ会場の雑踏の中にいた。
先程のザンヤルマ○剣は、アビと伴に鞘に収められている。

「ったく、一体なんだってんだよ。なぁ、アビ?」

「……。あ? ああ。」

 どこか上の空の返事をするアビ。

「どうかしたのか?」

 訝しげな表情(?)のアビにアレースは聞きかえす、が返事はない。

「さっきの剣のことで何か思い当たる事でもあったのか?」

 今度はさっきから疑問に思っていることについて聞いてみる。しかし、やはり返事は…。

「なるほど。貴方が持っていたのか。どうりで場所の確定ができないはずだ。」

 突然後から声をかけられ、アレースは反射的に鞘のアビに手をかける。
おかしい。後に誰かいたのなら、気配ぐらいは感じるはずだ。いくら平和ボケしているアレース
とはいえ、それに気づかないことはないはずだった。

 妙な威圧感を感じつつも、アレースは気を抜く事はなく、聞き返した。

「君は?」

「僕は『永遠(とわ)のときに移ろわざるもの。』名前はウロボロスだ。君は確かアレース君、だったね。」

「ああ。そうだけど。」

 簡単なやり取りの間にも、アレースはずっと気を張りつづけている。そうでもしていないと何かに飲み込まれてしまう。
そんな予感がしてアレースは気を抜く事ができなかった。

「永遠のときに移ろわざるもの? 偉く長い名前だな。ところで、話の前にその殺気をどうにかしてみないか?」

 必死のアレースは、現状をどうにかしようと交渉を試みる。それが成功する見込みは恐ろしく薄い。それはアレースにも
わかっていた。しかし、他に手は思いつかなかった。

「アレース君。僕は君に危害を加えるつもりはないよ。ねぇ、先代?」

 ウロボロスのその言葉を聞いて、初めてアレースは気づいた。アビが異様な殺気を放ち、同時に強力な結界を張っていることに。

「アビ? 一体どうしたって言うんだ? それに、『先代』?? 状況が全く飲み込めな……」

 アレースは台詞を全て言い終わる前に、意識を失った。

 

選択肢は1です。

 投稿者:アレース@遅れて本当にすいませメール  投稿日:2001年 6月11日(月)06時32分11秒
  「その短剣、よければ譲ってくれないかな?」

 ウロボロスのその言葉に、

「いやです」

 Kuuは笑顔と共にあっさりと断った。

「これは、大切な資金源ですから。ただであげるわけにはいきません。」

 そのときのkuuの目は、何かに取り憑かれたように輝いていた、とは花瓶の後談である。

「……なるほど。君はお金が欲しいんだね。」

「ええ! もちろんですよ!」

 語尾に力を入れるkuuの言葉に、ウロボロスは微笑を浮かべると、優しく言った。

「"時は金なり"だ。そして今君は無限のときを有している。さて、それでは問題です。」

 ウロボロスの目が怪しく輝きだす。kuuは自分がその光に飲み込まれそうになるのがわかった。
しかし抵抗できない。だんだんと体の力が抜けていく。

「時=金、としたときの今の君の財産は?」

「へ? れもいまあたしにかねはありませんよ?」

 聞き返すkuuの瞳に輝きはない。既に飲み込まれてしまっている。ウロボロスは続ける。

「君には今あふれ返るほどの財産がある。はいかいいえで答えてください。」

「ほえ? いやれもかねはかねらから…」

 既にkuuから判断能力は欠落していた。残っているのは金に対する執着心のみだ。
 
 ウロボロスは口調をより強くすると、もう一度だけ問う。

「ファイナルアンサー?」

「は、はいなるあんさー」

…………

………………

……………………

 永遠に続くかと思われた間の後に、ウロボロスが口を開く。

「残念。これは没収だ。」

 そう残すと、ウロボロスはkuuの手から剣を取り上げ、その場からいなくなった。

 kuuはそのまま立ち尽くしていた。やがて涙とともにひとつの台詞。

「かね…」

 力の抜けたkuuに持たれていた袋入りの花瓶は、地面に落ちて割れていた。

「今、君は無限のときを有しているんだよ。もちろん、君だけじゃないけどね。」

 ウロボロスはくすっと笑うと、ザンヤルマ○剣を握り締めると、それを粉々に砕いた。

「まずは一つ、か。さて次は、っと。ん? おかしいな。座標の特定が上手く……。」

 その台詞を最後に、ウロボロスの姿は霧のように消えた。
 

1.力は満ちた…ついに覚醒する【○○】!(前半)

 投稿者:藤原眠兎メール  投稿日:2001年 5月 3日(木)00時59分40秒
 
「あら大変」
 ちっとも大変ではなさそうに時音は呟いた。
 その視線の先にはフォルチュナーブルー号より送られてくる各種のデータがめまぐるしく動いて
いる。
 怪訝そうな目で時魚が時音を見る。
「あら大変って、どうかしたの?」
 時魚の言葉に、時音は静かにグリーンティの入ったティーカップを置くと、
 てへ☆
 とお茶目に小さく舌を出した。
「失敗しちゃったのね?」
 極めて簡潔に一言で時魚は確認すると、軽くデータのチェックを始めた。
 めまぐるしく変わる状況に、眩暈を覚えながら結論を導き出して行く。
 しかしながら。
 出た結論は眩暈を覚えるどころの話ではなかった。
「最悪ね…時間連結現象、空間の閉塞連続化……」
 軽くため息をついて、最良の結論を導き出そうと軽く思考を巡らせる。
「大丈夫、きっと中の生徒達やじゅらいくんが何とかしてくれるから。」
 それだけ言うと、時音は再びティーカップを手にとった。
 時魚はため息をつくと、それもそうね、と一言だけ答える。
 だけど、だからと言って不安ががなくなるものではなかった。
「終わらない学園祭、か。楽しいからって、異常に気付かない…なんて事は無いわよね?」
 時魚は己の不安を言葉にし、
「………多分」
 時音はほんのちょっとだけ自信なさそうに呟いた。


 学園祭の最中に図書館を訪れる者はいないわけではないが、やはりあまりいるものでもない。
 だから。
 彼が、中央図書館最深部から出てきたことを誰も気付いてはいなかった。
 灰色の髪、白い肌、それに赤い目。
 他の生徒と同じ様な制服を着用し、見た目にはここの生徒と何ら変わるところは無かった。
「ふむ、シャバの空気はいいねぇ。何百年ぶりだったっけ?」
 薄く笑みを浮かべながら少年は呟いた。
 歌はいいねぇと言わせたらどこかの誰かにそっくり。
 少年は上機嫌そうに学園祭で盛りあがる校内を、ふらふらと歩いていた。
 ちょうどその前方からは右手にコンビニの袋、左手に小さな短剣をもった女生徒が歩いてくる。
「ああ、花瓶さん、ワタシはもう悔しくて…」
『へふっほっへっはふ』
 女生徒の呟きにコンビニの袋から謎の声が返事(?)をした。
 女生徒はKuuであり、コンビニの袋の中身は再構成中の花瓶のかけらだった。
 

1.力は満ちた…ついに覚醒する【○○】!(後半)

 投稿者:藤原眠兎メール  投稿日:2001年 5月 3日(木)00時58分54秒
 
「そりゃあ、これはちょろまかしてきましたけどね、やっぱり正々堂々稼ぎたいじゃないですか!」
 Kuuは悔しそうにぶんぶんと左手の小さな短剣をふりまわす。
 そう、Kuuは忍法『変わり身の術』ですでに【耐久アドリブ劇場】会場を脱出していた。
 もちろん争奪戦となっていた小さな短剣(勇者が持つべき伝説の剣らしい)はちゃっかり頂いて
きている。
 ニコニコと笑顔を浮かべていた少年だったが、Kuuの左手にあるものを確認すると、すぅっと目
を細めた。
「こんにちは、何かお困りですか?」
 少年は人好きのする笑顔を浮かべたまま、Kuuに軽く尋ねる。
 誰もが安心してしまうような、無垢な笑顔。
 なんとなく安心感を覚えてしまうのはKuuも例外ではなかった。
「せっかくの晴れの舞台でなぜだか花瓶さんがこのような事に…とほほ…」
 Kuuはがっくりとした様子でコンビニの袋を少年に差し出した。
 ふむ、と少年はつぶやいてから袋を覗き込む。
 そこには割れた花瓶のかけらがたくさん入っていた。
 いまいち再生の調子が悪いらしく、まだまだ原型を見れる状態ではなかった。
「なるほど、晴れの舞台で失敗を…」
 言いながら少年は軽く手を花瓶の破片にかざした。
 がちゃん、がちゃかちゃかちゃかちゃ
 まるでビデオテープを再生しながら巻き戻しているかのように、花瓶が修復されてゆく。
「わぁ…」
 Kuuが感嘆のため息を漏らした。
 壊れた花瓶は治癒呪文ではうまく直らなかったので、これから購買部に行って接着剤を買うとこ
ろだったのだ。
 それが瞬く間に直っていくのを見るのは中々に壮観だった。
「む、おお、完全復活でやんすよ」
 コンビニの袋の中で完全に再生を果たした花瓶は、感嘆の声をあげる。
 少年はかざしていた手をはずすと、再びにこりと笑みを浮かべた。
「くぅっ、しかし今更直ったところで、既に耐久アドリブ劇場は佳境にっ…うう、儲けそこなった…」
 kuuは悔恨の言葉と共に、思わず本音を漏らした。
 その言葉全てを聞いていたのかいないのか、少年はふむ、と先程と同じように呟く。
「学園祭はいいねぇ…悔しさもうれしさもいっしょくた。これが永遠に続いたらいいと思わないか
い?」
 先程と同じような無垢な笑顔で少年は言った。
 kuuはといえば、悔しげな表情のままでこう答えた。
「とりあえず、せめてもう一回無機物決定戦(?)のチャンスがほしいなぁ…そうすればもう一回
ぐらい大儲けの…」
 最後のほうはよく聞こえないぼそぼそ声になってはいたが。
 闖入者による花瓶の破壊がよほど悔しかったらしい。
「大丈夫」
 そんなKuuに少年がやさしく保証した。
 いったい何が大丈夫だと言うのか。
「は?」
 思わずKuuも疑問の声をあげる。
「学園祭はずっとずっと続くから…チャンスはこれからいくらでもあるよ」
 少年のやさしげな言葉にKuuは花瓶を見て首を傾げた。
 どう言う意味だろうか?
 耐久アドリブ劇場のみがチャンスというわけではないと言いたいのだろうか。
 そうか、それならたしかにそうだ。
 チャンスなんて、いくらでもあるものだ。
 損して得とれ、一度の失敗ぐらいで落ち込んでなんかいられない。
 忍者の商売根性をなめんねい。
「そう、そうですね!ありがとう!ええと…」
 ここまで来てKuuは相手の名前を知らない事に気がついた。
「僕はウロボロス。あなた方は?」
 その様子を見て、少年は相変わらず透明な笑顔を浮かべながら自己紹介をする。
 Kuuは少年と同じ様に笑顔を浮かべた。
 花瓶は見た目では良く分からないが、上機嫌そうだ。
「ワタシはKuu、こっちは花瓶さん。ええと、うろぼろすさん、どうもありがとうね!」
「ありがとうでやんす」
 Kuuと花瓶はウロボロスに丁寧にお礼を言った。
 ウロボロスは笑みを浮かべたまま軽く手を振る。
「いえいえ。ああ、その非常に言いにくいんだけど…」
 そう言うとウロボロスは笑みのまま目をすぅっと細めた。
 まるで蛇が獲物を見つけたときのように。
「その短剣、よければ譲ってくれないかな?」



選択肢

1.「いやです」Kuuは笑顔と共にあっさりと断った。
2.「いいですよ」Kuuは驚くほどあっさりと○ンヤルマの剣を渡した。
3.「あれ?」広瀬は己の持つザン○ルマの剣に変化が現れたのに気がついた。
4.「おやおや、間に合いませんでしたか(笑)」矢神は意味ありげに呟いた。
5.「うお!?」じゅらいの驚愕の声。月夜に何が起こったのか?

次点・ヴァーチャルシティ『ラクーン』を余裕でクリアした眠兎に新たな脅威が!
  「…次はナイフクリアね」「なんですと?」
 

くあとろ(スペイン語で4)前編(上から読んでください)

 投稿者:CDマンボメール  投稿日:2001年 4月10日(火)09時42分46秒
  「――と、解決された様ですな(笑)」
 矢神も、空に映し出されたみのりの笑顔を目撃した。安心した矢神は再び盗まれたザン○ルマの剣を探すことにした。腰に下がっているザンヤ○マの剣は、確かにそこにある。
「ではまあ、心当たりを一つずつ当たっていくとしますか(笑)」
 どんなに事態が重大でもやはり笑顔だ。矢神はその足を【空中競技場】へと向けた。

 場所は変わって、ここは【耐久アドリブ劇場】の会場だ。
「花瓶さん、準備はOKですか?」
 kuuと花瓶はアドリブ劇場で共演するのだ。もちろん、何かシナリオがあるわけではない。二人で協力して演技しようというのだ。
「大丈夫っすよー!」
 花瓶もやる気らしい。滅多に塗らない漆を塗っている。kuuの方も、いつものTシャツとジーパンではなく、忍者の正装だ。
「では行きましょう!」
「らじゃーっす!」
 勇んで舞台へと出ていく花瓶とkuu。もっとも、花瓶はkuuに抱えられている(笑)。

 舞台の下手には、楽器を手にしたこのはが居る。今回、彼の役だけは特殊で、舞台の進行に合わせてBGMを演奏するというものだ。どのような展開になるかは誰にも分からないアドリブ劇場、臨機応変のきくレパートリーの豊富さ持ったこのはでなければ出来ない役柄だろう。
「あにょはせよ~」
 舞台の反対側からkuu・花瓶とほぼ同時に出てきたのはnocだ。
「未確認歩行物体発見です!」
 瞬時にkuuがそう叫ぶ。
「今日は キャタピラなので 歩行はしておりません(^^)」
 nocも今回の為に少し改造をしたらしい。
「花瓶さん、ついにこの日が来ましたよ…!」
 深刻な顔をして花瓶を自分の顔の前まで掲げるkuu。花瓶も深刻な表情でkuuに抱えられた所からnocと向かい合う。
「nocさんと花瓶さんで無機物としての決着をつけるんです!」
「負けないぞ~(^^)」
「やるっすよ!」
「そして勝利した暁には、沢山の見物料が全てワタシのもの!」
 このはの曲が決闘の雰囲気を演出する曲に変わる。花瓶はkuuの手の中で変形を始めた。
「でも、大丈夫」
 その瞬間に舞台袖から登場してきたのは大家だ。彼は大道芸用のバトンを持って玉乗りで変形中の花瓶に近づいた。
「kuuさん、ちょっと失礼しますよ」
「ちょっ、大家、何をする気っすか!?(^^;」
 大家の登場を予期してなかったkuuはきょとんとして反応する間も無く大家に花瓶を任せてしまった。大家は球乗り状態のまま、右手にバトンをバットの様に構え、左手に花瓶を持った。
「さぁnocさん、この球が受けられますか?」
 笑顔の大家に、nocも右手をミットにして構える。
「ちょっ、ちょっと待ってくださいっす~(^^;」
 花瓶の声が届いたのか届かなかったのか、大家はnocに向かってバトンを思いっきり振って花瓶を打った。バトンにぶつかった衝撃で花瓶が割れないのは、大家にしか出来ない特技と言えよう。
 ひゅるるるぅるるるる~
「あぁぁぁぁぁぁ~」
「フライですね オーライオーライ」
 nocはキャタピラでバックして行く。余裕で取るかと思いきや、nocの後ろ30cmのところで花瓶は落ち、無残にも割れてしまった。花瓶の落下点では、かろうじて破片につぶされるのを免れたありさんが破片の間から逃げ出していた。
「むぅ 私の負けですな(^^)」
「nocさん、良い勝負をさせてもらいました…ありがとう。私は旅に出ますよ」
 大家は笑顔でそう言うと、球乗りで移動して舞台の下手から去って行った。大家の登場で舞台に居ながら見物客と化していたkuuは花瓶に駆け寄る。
「花瓶さん、どうしてこんなことになっちゃったんですか…?」
 花瓶の破片のそばに跪いて泣き崩れるkuu。このはの奏でる曲がレクイエムに変わる。
 kuuは泣きながらも、花瓶の破片の中から出てきたものに気付いた。ザンヤルマ○剣だ。
 

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